旧武居家住宅 (17 画像)
この住宅がもとあった屋敷地は、斉藤氏屋敷ののち、1822(文政5)年年前後には依田平内、その後、服部用太郎が居住し、1860(万延元)年以前から明治時代初期には、田島伝左衛門・田島育太郎の屋敷(佐倉城外54番屋敷)であった。 その後数人の手を経て、1900(明治33)年に武居氏がこの住宅を取得している。
江戸時代後期に建てられた佐倉藩士の住宅。表向(おもてむき)と生活空間を二列に分けた平面が特徴的。細い木柄の柱を一間毎に立てる古い形式で、それぞれの列に入口を設けて武家住宅の特色をよく示している。比較的表向の割合が小さく、座敷には長押を付けないなど簡素な造りで、佐倉藩の中級藩士の住宅遺構として貴重である。平成9年に移築復元が完了し公開された。

・千葉県佐倉市宮小路町60
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